Googleからコンテンツレーティング違反の警告・ペナルティが来た!

先日、GooglePlayにて現在公開中のロールプレイングゲーム「ソウルクリスタル」に対して、Google側からコンテンツレーティング違反に関するお知らせ、というよりも警告が来ていました。

今回は、それに関する情報共有と注意喚起をテーマに記事を書きたいと思います。

コンテンツレーティング違反の内容

まず、以下がGoogleから送られて来たコンテンツレーティング違反に関する対処と警告のメールです。

■タイトル
Google Play コンテンツ レーティングの変更

■本文
Google Play チームによる定期的な審査の結果、アプリ 放置&生贄系RPGゲーム ソウルクリスタル(パッケージ ID com.taiyoproject.game.soulcrystal)の最低コンテンツ レベルが High Maturity (4) に変更されましたのでお知らせいたします。

コンテンツ レベルの変更の理由: Google Play コンテンツ レーティング ポリシーへの違反

定期的な審査の結果、Google ではアプリに性的なコンテンツ、性的なものを暗示するコンテンツが含まれていると判断しました。アプリのコンテンツ レーティングはこのコンテンツを反映するように変更されました。

コンテンツ レーティングがこれ以上変更された場合は、違反しているそれ以外のアプリの削除を含め、管理上の措置をとらせていただく場合があります。

違反はすべて追跡されます。深刻な違反があった場合や、違反を繰り返した場合は、それがいかなる性質の違反であってもデベロッパー アカウントが停止され調査が行われます。また、関連する Google アカウントが停止される場合もあります。

Google Play ユーザーに正確なコンテンツ レーティング情報を提供できるよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

Google Play チーム

堅苦しくて何言ってるんだが理解しづらいのですが、要はこの警告メールでは次のようなことを言っています。

  • アプリ内にエロ要素が含まれた画像とかを見つけたから、コンテンツレーティングを強制的に変更しておくよ。
  • 次同じようなことやったら、ただじゃ済まさないから覚悟しとけよ。

ただ上記のメールには、具体的にアプリ内のどの要素が違反コンテンツだったのかを明記する文章が載っていないため、ソウルクリスタルにエロ要素なんてあったっけなぁ・・・と思いながら怪しいところを手探りで探すハメになりました。

そして恐らく、次の2点の画像がGoogle的に違反してそうだと私が思ったものです。

  • 妖精の画像その1
    ピクシー
  • 妖精の画像その2
    お絵かき妖精

言われてみれば確かに、ギリギリアウトな感じもしなくも無いのですが、これをエロ要素と捉えるなんてGoogleは[この文章は検閲により削除されました]ですね(笑)

まぁとにかく違反には厳しいと聞いていましたが、自分で食らってみて「確かに厳しい・・・」と感じました。

コンテンツレーティング違反によるペナルティ

さて、コンテンツレーティング違反による警告だけであれば、別にそこまで問題視もせずのほほんと暮らしていけたのですが、どうやらコンテンツレーティング違反による警告を受けると、同時にアプリに対してペナルティが発生するようなのです。

というのも、コンテンツレーティング違反の警告を受けたのが2014年8月22日なのですが、この日を境に一日あたりの新規インストール数が10分の1まで減ってしまったんですね。

おかしいなと思って色々調べたところ、どうもGooglePlayのアプリのランキングから警告を受けたアプリが除外されているようなのです。

警告を受ける前まではランキングの90位から100位ぐらいの間を行ったり来たりしていたのですが、警告を受けた22日以降は一気にランキング圏外へぶっ飛ばされてしまいました。

個人開発の拙いゲームアプリながら、一般ユーザーの皆様からそこそこの好評価をいただき、またありがたいことにそれなりの収益が入って来ていたのですが、今回のコンテンツレーティング違反の警告及びペナルティにより来月以降の収入が期待できなくなってしまった訳です。

フリーランスでソフト開発をやっている身としては、この収入減は中々手痛いダメージですね。

コンテンツレーティング違反、ペナルティの解除方法は?

そんなコンテンツレーティング違反ペナルティですが、実は解除方法が全く分かりません。

そもそも、コンテンツレーティング違反=ペナルティが課されるというルールをGoogle側では明言していないため、ペナルティが課せられているという事実自体が、単なる状況判断でしかないのです。

上述したように、警告メールを境にランキングからアプリが除外されているため、何らかのペナルティがあることは間違いないのですが、その解決方法をGoogle側が提示していないためペナルティの解除方法が分からないのですね。

ですので、この記事を書いている現時点においては、コンテンツレーティング違反の警告を受けたからと言って、特別何かをやらなければならないということはありません。

ですが、疑わしきは全て排除するべきです

しかし・・・、Googleの場合、以前に一度審査してOKを出したものが、次の審査ではNGだったということが良くあります。

これはGoogleのアプリ審査基準が曖昧、もしくは日々厳しくなっているせいだと思います。

ですので、上に載せたギリギリセーフ?アウト?と思わしき画像も、数ヶ月後には一発退場(アカウントBAN)の対象になっている可能性があるのです。

それが一番恐ろしいため、今回のコンテンツレーティング違反警告を受けて私は、上の2枚の画像をちゃんと服を着ているエロ要素皆無の無難な画像に差し替える対応をしました。

この画像差し替えがペナルティの解除に繋がるかは分かりませんが、疑わしきは片っ端から排除する方針で開発をしていった方が、後々手痛いしっぺ返しを食らわなくて済みそうではありますね。

コンテンツレーティング違反には気をつけましょう!

今回、自分で食らってみてGoogleの厳しさを再確認した訳ですが、だったらiPhoneみたいに事前審査で弾いてくれよ・・・って気もしますね。

アプリストア内でのランキング順位とか、ある程度資産が形成されている状態でいきなりペナルティを食らうと、思った以上に落胆が激しいです。

とりあえずこのコンテンツレーティング違反の警告、及びペナルティにより、ソウルクリスタルからの収益が見込めなくなったため、年明け以降から作業を開始するつもりだった次回作の制作を今年中に開始せざるを得なくなりました(笑)

という訳で、皆さんもAndroidアプリをリリースする際はコンテンツレーティング違反に気をつけてくださいね!

検索からこの記事に飛んで来たという方は、すでに手遅れかもしれませんが・・・。

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